もうひとつのかぶきねこづくし

かぶきねこづくし10周年を記念して2022年に始めた当ブログも二年目となりました。
ほぼ10年分のポストカードの紹介は終わり、現在は直近のものを紹介しています。

今、改めて思うこと。
私は歌舞伎が好きである。
もっと観たい、もっと描きたい。
なかでも私は古典演目を愛してやみません。

荒唐無稽な時代設定も、物語も、結末も、何から何まで新鮮で、月並みな言い方ですが、古すぎて逆に新しく感じてしまう。
それなのに馬鹿馬鹿しいということはなく、自然と物語の世界に引き込まれ、現代人の琴線に触れる古典の妙。
世話物、時代物、舞踊、なんであれ古典をもっと観たい。

観たい演目は数あるのですが、おそらく観ることが叶わない演目がほとんどでしょう。
古典はとっつきにくい上、通し狂言となるとさらに難しい。
珍しい古典演目はなおのこと興行的に厳しいです。
また、歌舞伎の舞台は俳優のニンに大きく左右される以上、演目が限られるのも仕方ありません。
舞台芸術は一期一会だとしみじみ思います。

でも描きたい!

というわけで、「もうひとつのかぶきねこづくし」コーナーを設けることにしました。

もう一度観たい演目から観ることができなかった演目まで、私が好きな演目を描いていきます。

あくまでも「もうひとつのかぶきねこづくし」。
このブログの中だけで進行します。

極私的歌舞伎偏愛です。

カテゴリーは、「もうひとつ」にしてあります。(2023年8月スタート)
AKPC29 銘作左小刀(めいさくひだりこがたな)〜京人形(きょうにんぎょう)

AKPC30 鴛鴦襖恋睦(おしのふすまこいのむつごと)
AKPC27 毛抜(けぬき)
AKPC27 引窓(ひきまど)
AKPC26 夏祭浪花鑑(なつまつりなにわのかがみ)の女たち
AKPC25 夏祭浪花鑑(なつまつりなにわのかがみ)の男たち
AKPC24 女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)
AKPC24 元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿 (げんろくちゅうしんぐら おはまごてんつなとよきょう)
AKPC22 保名 深山桜及兼樹振(みやまのはなとどかぬえだぶり)
AKPC21 仮名手本忠臣蔵 七段目〜上方の演出その2
AKPC20 仮名手本忠臣蔵 七段目〜上方の演出その1
AKPC19 助六〜並び傾城
AKPC17, 18 助六〜男伊達
AKPC16 「毛剃(けぞり)」その2
AKPC15 「毛剃(けぞり)」その1
AKPC14 妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)漁師鱶七実は金輪五郎今国
AKPC13 妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)芝六住家(しばろくすみか)の場
AKPC12 妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)猿澤の池の場
AKPC11 東海道四谷怪談(とうかいどうよつやかいだん)夢の場(蛍狩の場)
AKPC10 東海道四谷怪談(とうかいどうよつやかいだん)伊藤家の人々
AKPC09 一本刀土俵入(いっぽんがたなどひょういり)
AKPC08 妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)花渡しの場
AKPC07 妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)蝦夷子館の場
AKPC06 妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)小松原の場
AKPC05 土屋主税(つちやちから)
AKPC03, 04 汐汲(しおくみ)
AKPC02 蘆屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)〜葛の葉(くずのは)
AKPC01 小野道風青柳硯(おののとうふうあおやぎすずり)