Vol.18 ヨーク切替のドルマンスリーブシャツ

ドレスメーキング

用尺など

(見頃)綿80%、絹20%:110cm幅 x 1.5mくらい
(ヨーク、カフス)綿100%:110cm幅 x 0.8mくらい

パーツ
のびどめテープ

使用針 家庭用11号

作ったきっかけ

鎌倉と横浜に店舗がある鎌倉スワニーさんで、
税抜1,000円購入につき1枚、囲み製図がもらえます。
実物大パターンも販売しています。

デザインが豊富にあるので、
いくつか選んでおき、買い物の都度、もらっています。
製図を見てみたかったり、
いつか良い布があったら作りたいデザインなど
けっこう溜め込んでいます。

こちらは前から作ってみたかったデザイン。
ちょうど良いハギレがあったので、作ってみました。

この服のツボ

囲み製図

囲み製図とは、数が書かれた製図のことで、
その寸法通りに書けば型紙が仕上がります。
手芸の本や雑誌に掲載されていたりします。
製図の段階で迷わないため、とにかく早く仕上がるので楽しい。

自分では思いつかないようなデザインや、
ちょっと変わった構造の服など、いろいろ勉強になるので
囲み製図は見るだけでも楽しいです。

難点をいうと、どこで何をどう処理したのか、
どこにどれくらいのゆとりが入っているのか、
ここの曲線は何のためにあるのか、
などなど、製図の過程が分からないのでアレンジがしにくいこと。

今回の場合、後ろ身頃が引っ張られてしまいます。
さほど着心地に影響はありませんが気になるといえば気になります。
原因はおそらく肩の丸みをカバーできていないこと。
多めに入れたゆとりで肩や肩甲骨の丸みカバーする製図だと思いますが、
私の体型にはちょっと合わないのかもしれません。

ヨーク切替の部分にダーツを作って立体的にすれば良いような気もしますが、
そうなると全体のバランスが崩れるので、なんとも難しいものです。

と、ごちゃごちゃウダウダ書き連ねましたが、
このような御託も実際に形にして着てこそ並べられるものなので、
やっぱり囲み製図はありがたい存在です。

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