用尺など
表地
ウールガーゼ(毛100):150cm幅 x 1.4m
ウエスト 中肉ポリエステル(ポリエステル98,ウレタン2):110cm幅 x 10cm
裏地
キュプラ100% 110cm幅 x 1.5m
*はぎ合わせて間に合わせる
パーツ
コンシールファスナー 1本
2.5cmベルト芯 75cm
鍵ホック 1つ
接着芯(裾)、伸びどめテープ(ポケット口)
使用針 家庭用11号
作ったきっかけ
Netflixで観た「The Watcher」のミア・ファロー演じる Ms.パールの衣装が可愛い。
ブラウスにカーディガンまたはセーター、ミドル丈のギャザースカート。
ボディラインが出ないシルエットで、柔和で上品でクラシカルな雰囲気の衣装。
オリーブ少女っぽいと言えなくもない。
おそらく10年前なら全く惹かれないコーディネートですが、
好みは歳とともに変わるようです。
ここ数年スカートはウエストゴムの楽ちん仕立てにしていたのですが、
どうにも腰回りにボリュームがつきすぎてしまいます。
ウエスト周りが表地と裏地のダブルギャザーなので、嵩張ってしまうのも仕方ありません。
ウエストがスッキリしたギャザースカートが欲しくなり、久々にファスナーで仕上げることにしました。
ちょうど、ウールガーゼのハギレがあったので、それを活用。
ちなみにパールの弟のジャスパーのスタイルも可愛らしくて、これはイギリス19世紀の労働者スタイルでしょうか。
綿麻の茶色のサロペットに、スタンドカラーの白いシャツ。
サロペットは大好きなので、これもまた挑戦してみたいと思います。
この服のツボ
ウエストサイズは勇気を出して現実と向き合いましょう
誰に見得を張っているのか自分でもよくわかりませんが、
現実が受け入れがたく、うっすら”だいたいこれくらい”の数値は把握しています。
現実に向き合う勇気が出てくるまで待ちたいと思います。
着物ばかり着ていると寸胴になる、とよく言われますが、
ゴムスカートでウエストを甘やかしてはいかんと思いました。
ベルト芯にミシンをかけないこと。ミシンが壊れる
ウエストはバイアスで柔らかめに仕上げても良いのですが、
タックで布が嵩張るのでウエストをしっかり仕立てたく、ベルト芯に。
通常はベルト芯をミシンで縫って固定しますが、ストックの芯が硬くてミシンが壊れそう。
おそらく芯が硬いのでストックで残っていたのでしょう。
ここ数年はベルト芯を使っていなかったので。
幸い、ミシンで縫わなかったので服をほどく手間が省けました。
ミシンをかけると縫い目もしっかりしますが、無理してミシンをかける必要もなかろう。
使用したウールガーゼが柔らかく、目が粗くてほつれやすいので、
いつも以上に手縫い工程を入れましたが、手縫いの方が調整しやすいので何かと楽だ、
ということを発見しました。
コメント