絵の解説
あったかい炬燵でおしゃべりをするのは冬の醍醐味。
寒椿が冬空に揺れて、外は木枯らし。
正月の余韻も終わって、静かに寒い冬本番が始まる頃。
炬燵の魔力
炬燵で昼寝することほど気持ちの良い時間はなく、
暖かさに吸い込まれるような至福の時。
起きた時に体が痛くなると分かっていても、
夜眠れなくなるのが分かっていても、
下手をすれば風邪をひきかねないと分かっていても、
抗えない炬燵の魔力。
炬燵に入って読書なり、テレビなり映画なりを鑑賞し始めると、
気がついたら横になっていて、気がついたら眠りの沼に落ちている。
なんたる快楽、なんたる吸引力。
その誘惑にかなわないので、我が家には炬燵がありません。
実家の炬燵も数年前に壊れたきり新調しなかったようなのですが、
理由は炬燵から出られなくなるから。
友人の家に行って炬燵があると、やっぱり炬燵は良いなぁと思います。
炬燵で食べる冬のアイスの美味しさよ。
猫を飼っている友人だと、炬燵の中に猫がいて、これがまた可愛いの何の。
でも、だめ。
炬燵で寝ている自分が見える。
そして風邪をひく。
あの心地良さは遠い日の思い出としてしまっておこうと思います。
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