レモンイエローが眩しいカタバミの花。
砂浜に咲く浜夕顔、風に揺れるテイカカズラ。
いつも目にする草花ですが、なぜそこで咲いているのだろうと、ふと思う時があります。
そこで花が咲く以上、どこかから種が運ばれてきたわけで、それはいつどこからどうやって来たのだろう。
物事には全て必然的な事由がある。
まさに大信田礼子の名曲「何がどうしてこうなった」。
物事には全て”そもそも”があり、それを調べるのが大好きです。
2022年6月に出版した拙書「江戸日本ねこづくし」は、江戸時代の日本の各地を扱った絵本です。
江戸時代、江戸以外の土地はどんな様子だったのかな、人々はどんな生活を送っていたのかな、という疑問から生まれた企画でした。
絵本で取り上げたのは12の地域でしたが、ギリギリまでどの地域を選ぶか迷いに迷いました。
どの地域にも面白い”そもそも”があり、その”そもそも”にも”そもそも”があって、と発見の連続でした。
「何がどうしてこうなった」の回答が見つかると、その快感たるや思わず膝をポンと叩くこと数知れず。
私の想像以上に物が全国を行き交い、物と一緒に文化も運ばれて新しい土地に根付く。
自由に旅や往来ができない時代だったからこそ、人々は新しいものを渇望したのでしょう。
この絵本を描いて以降、”そもそも”を探すのがますます好きになり、そこで生まれたのが「四季ねこねこ(ご当地版)」です。
もともと、不定期で描いていた店舗限定のポストカードを本格化したというわけです。
「四季ねこねこ(ご当地版)」の種類が増えたのでブログにまとめることにしました。
COPC68 神戸アラカルト
COPC51 放生会(福岡)
COPC50 道頓堀の夏の夜
COPC25,26 江戸時代の日本橋
COPC31 大正時代の日本橋
COPC75 岡﨑百貨店2周年〜ひろこのティー・パーティ
COPC74 岡﨑百貨店2周年〜横浜アラカルト
COPC67 岡﨑百貨店(横浜)
COPC48 紫陽花と大阪城
COPC19 吉祥寺~井の頭公園の紫陽花
COPC58 京都アラカルト
COPC05 盛岡わんこそば(岩手)
COPC63 道後温泉(愛媛)
COPC55 松山(愛媛)
COPC47 新緑の大阪城
COPC33 横浜公園のチューリップ
COPC71 縄文時代の吉祥寺の春
COPC70 宮島の桜(広島)
COPC73 浦和の桜
COPC72 福岡城跡と桜
COPC30 縄文時代の大森の春
COPC10 横浜中華街
COPC61 吉祥寺(縄文時代)
COPC64 正月(福岡)
COPC65 正月(大阪)
COPC59 大濠公園(福岡)
COPC60 秋の大阪
COPC40 港の見える丘公園(横浜)
COPC56 伏見稲荷大社(京都)
COPC57 金閣寺(京都)
COPC49 福岡 博多祇園山笠
COPC62 広島 お好み焼き
COPC42, 43 上野(東京)
COPC44, 45 上野(東京)
COPC54 恵比寿(東京)
COPC52 沖縄
COPC53 岡山
COPC38, 39 山下公園
COPC46 広島
COPC37 レモン(広島)
COPC29 浦和
COPC28 福岡
COPC09 井の頭公園〜秋
COPC11 吉祥寺〜井の頭公園の春
COPC01 渡月橋
COPC02 大森〜寿司ねこねこ
COPC20,21 四季ねこねこ(ご当地版)横浜エアキャビン