KIKI in 京都
京都駅に降り立って、三条大橋の擬宝珠(ぎぼし)を撫でてご利益がありますように。
ご利益があるのは神社の擬宝珠だったかな?
まぁ擬宝珠繋がりで良しとしよう。
金閣寺の眩しさに驚いて、大原の竹林で心洗われ、伏見稲荷で商売繁盛。
仕事の合間の観光は出張の醍醐味です。by KIKI
記念すべきKIKI第1号
KIKIは万年筆で紙に描いています。
メインの線はSHEAFFERの万年筆。
カリグラフィー用の万年筆なので先が平たくなっているため、細かい線が描きにくい。
よって適度に粗いタッチになります。
描き込みすぎてしまう私にはちょうど良いです。
しかも丈夫で、強い筆圧にも耐えてくれます。
ちなみに、「もうひとつの吉田愛ドレスメーキング」はMONT BLANとPelikanで描いています。
左からSHEAFFER、MONTBLANC、Pelikan
インクはモンブランのMIDNIGHT BLUE。
落ち着いた濃紺で、長く愛用しています。
今はペンタブもお絵描きソフトも進化していて、万年筆タッチもデジタルでお手のものなのですが、私は紙にペンで描いた方が楽です。
描き損じても、指がインクで汚れても、やっぱりアナログのほうが仕事が早い。
何より万年筆で線を描いた時の微妙なインクムラが好きです。
紙の種類はもちろん、その時の湿度や温度、自身の体調や気分で微妙にムラの出方が違う。
デジタルでも色ムラを出すことは出来るのですが、100%完全に自分で制御できてしまうのも面白くありません。
何事も多少のハプニング要素があってこそ面白いと思うのです。
ワンポイントの色はPhotoshopで付けています。
ブラシも本当に進化していて、驚くばかりです。
これからもっともっと進化していくのでしょう。
どうであれ自分にとって使いやすい道具が一番です。
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