描かれている人物
親獅子、仔獅子
絵の解説
連獅子の毛振
あらすじ
主な登場人物と簡単な説明
・狂言師右近 後に 親獅子の精(おやじしのせい)
壮年の狂言師。後に白い毛の獅子の精となる。
・狂言師左近 後に 仔獅子の精(こじしのせい)
若い狂言師。後に赤い毛の獅子の精となる。
あらすじ
前シテ
獅子頭を手にした狂言師右近と左近が石橋(しゃっきょう)の情景を舞う。
続いて獅子の子落とし伝説の舞となり、蝶々を追って二人は引っ込む。
間狂言
念仏僧と法華僧が登場して言い争う。
後シテ
獅子の精が乗り移った狂言師右近と左近が登場。
勇壮に舞う。
私のツボ
セルフカバー
「連獅子」はかなり昔に描いており、長らくポストカードとして販売しています。
この度の襲名公演に寄せて「連獅子」を再び描きました。
商品ではないので自由に好きな場面を描いて良いのですが、
やはり毛振が描きたくて、ほぼ同じ構図になりました。
結局、”ここ!”と思うツボは変わらないようです。
毛振と、大きな松の絵と、赤毛氈と長唄囃子連中と。
ザ・歌舞伎といった絵面です。
何度描いても楽しい。
また何かの折に描くことがあったとして、
おそらく同じ構図で描いていることでしょう。
コメント