絵の解説
円山公園の花見茶屋
有名な枝垂れ桜”祇園の夜桜”
桜と青空
京都の花見の名所は数ありますが、おそらく一番有名なのは円山公園の夜桜。
敷地も広く、日没から桜がライトアップされることもあって、
夜の方が花見客で賑わいます。
学生の頃に一度だけ円山公園の夜桜を見に行ったことがあります。
暗い空にぼぉっと浮かぶ白っぽい桜。
ライトアップされているので夜空とのコントラストが大きすぎ、
美しいというより妖しい。
花見茶屋の上に下がる電球が乱反射してとにかく眩しくて騒がしい。
しかも春の夜はまだ肌寒く、すぐに帰ってしまいました。
ライトアップの強い光は桜の儚さを消してしまうし
当時は夜桜イルミネーションに理解がありませんでした。
最近はというと、
演出がなされているものがあったり進化しており、
それはそれで楽しめるようになってしまいました。
でもやはり、
夜桜よりも、青い空をバックにした桜が好きです。
淡いピンクには、かすみがかった春の淡い青空がよく似合う。
青空に桜は何度描いても飽きません。
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