COPC12 横浜発祥シリーズ〜明治時代①

ご当地シリーズ

絵の解説

原画(部分)

明治2年 横浜居留地に日本初の西洋理髪床が開業される
明治3年 日本初の日刊新聞として横浜毎日新聞が発行される
明治23年 東京と横浜で初めて電話交換が開始される

原画

横浜町会所時計塔は現在の横浜市開港記念会館(通称ジャック)にありました。
明治39年に火事で焼失。

原画はポストカード3枚分が繋がった横長のサイズです。

原画

横浜発祥絵巻

横浜に住んでいた頃、家の近所にあったのがクリーニング業発祥の地の石碑。
神奈川県クリーニング環境衛生同業組合と全国クリーニング同業者有志によって建てられたもの。

ずいぶん立派な石碑から、
クリーニング業界人の並々ならぬ愛情と情熱とその歴史の厚みが感じられ、
なんだかちょっと感動してしまいました。

以降、”横浜発祥の地石碑”を散歩がてら探すのが半ば趣味のようになりました。
石碑を気にしだすと、その数の多いこと多いこと。
西洋理髪、テニス、電話、写真、鉄道、パン、アイスクリームなどなど。
いろんな業種、業界があり、石碑のデザインも色々で面白いです。

というわけでそれらをまとめて絵巻風にしました。
絵巻”風”なのは、絵巻のお約束である右から左に時間が流れているというわけではないため。
時間の流れより全体のバランスで構図を決めました。
まずは明治時代から。

なお、あまりにも発祥ものが多いので、図版資料を確認できたものに絞っています。

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