絵の解説
クリスマスの日の朝、ツリーの下には
サンタクロースが届けてくれたプレゼントが山積みになっています。
何が入っているのかな?
クリスマス・プレゼント
クリスマスシリーズ第四弾。
クリスマスの飾り付け、荷造りするサンタたち、サンタ出発ときたらあとはクリスマスの朝。
お待ちかねのプレゼントの中身を出して、喜ぶ子供たちの図。
問題は、プレゼントの中身を何にするか。
子供向けなのでおもちゃにするにしても、やっぱり時代を考えてしまいます。
無難なところで恐竜のぬいぐるみと、猫ネタで虎柄のセーターを描きましたが、
あとが続きません。
迷った末に、今回だけは禁断の音楽ネタを盛り込むことにしました。
作者の好きな音楽ネタを何かしら作品に盛り込むのは、
映像であれ絵画であれ小説であれ、
見る側としては照れくさくなってしまいます。
自己主張が鬱陶しいとかではなく、
作者の素に触れるようで、あらあら、という気持ちになる。
私にとって音楽は大事な世界だから直接的なネタにしたくないという
マイ・ルールもありますが、
絵が進まないので、今回は少しだけ音楽ネタに頼りました。
愛と敬意を込めて、オマージュとして。
左端はフルートをプレゼントされた猫。片足奏法はジェスロ・タルへのオマージュ。
その隣は、「クリムゾン・キングの宮殿」のジャケットのお面をプレゼントされた猫。
手の形は内ジャケットの月のような謎の男を模したもの。
右端は、フライングV。豹柄のガウンを着て、マーク・ボランのイメージ。
イメージがポンポンと浮かんで描くのも楽しくて、
やっぱり音楽は最高です。
コメント