絵の解説
暑い夏が終わって秋の空
黄金色の稲穂が垂れ下がると稲刈りの季節
旅の猫が昼ごはん
お地蔵様にお裾分け
実りの秋
秋になると新米の季節。
稲の品種や、地域によって稲刈りの時期は違いますが
だいたい9月中旬から10月中旬が一般的な稲刈りの時期です。
ようやく暑い夏が終わって秋に季節が入れ替わり、
食欲が出てくるタイミングで新米の季節到来。
絵に描いた風景は手作業の稲刈りで、
刈り取った稲は稲架掛け(はさがけ)にして天日干しにします。
乾燥させた後、脱穀、籾摺り、精米で美味しいお米の出来上がり。
炊き上がった新米の、あの眩しい白さと言ったら。
白米はいつ食べても美味しいですが、
新米は年に一度の味わいなので特別感があります。
コメの需要量が年々減少というニュースを毎年見ているような気がしますが、
今年(2024年)の米不足騒ぎを見るにつけ、やっぱり日本人の主食は米なのねと思います。
無いと言われると欲しくなる気持ちもわかります。
平成の米騒動を覚えている世代が買い占めたのかもしれません。
かくいう私も平成の米騒動は覚えている世代ですが、
今年の夏はあまりにも暑すぎて、
蕎麦と枝豆と胡瓜ばかり食べていたので幸い我が家はまだ米が余っているのでした。
新米は、家にある米を食べてからのお楽しみです。
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