COPC68 神戸アラカルト

ご当地シリーズ

絵の解説

異国情緒あふれる港町。
海と山。
歴史と新しい文化。

神戸といえば、を詰め込みました。

日本においてジャズ発祥の地と言われる神戸。
諸説ありますが、ジャズ文化は今も神戸に根付いています。

神戸の中華街といえば南京町。

そして異人館。
ドレスを着ての写真撮影もできてサービス満点。
メイドのコスプレができるのも憎いです。

原画

原画

原画

原画

神戸といえば

ご当地シリーズのアラカルト構図は「ご当地ならでは」を詰め込みます。
今回は神戸といえば、の構成。

甘党の私は神戸といえば美味しいお菓子。
特に洋菓子。
子供の頃にお歳暮やお中元などでいただく洋菓子のほとんどが神戸のメーカーだったので、
もともと神戸のお菓子には絶大な信頼があります。

京都に住んでいた大学生の頃、
友人に教えてもらった神戸の某洋菓子屋のケーキが驚くほどの美味しさで、
パッケージやロゴのデザインも、ケーキの形もおしゃれで、
お店の名前が読みにくいのもマニア向けっぽくて、
さすが神戸と平伏してしまいました。
ケーキは地元のヒマラヤ(今は無き、名古屋の老舗洋菓子店)一択だったので、
カルチャーショックでした。

1868年(明治元年)に開港した神戸港はヨーロッパ航路が中心だったので、
フランスやドイツの食文化が根付き、
洋菓子が発展したと言われています。
それを知った時、やっぱり歴史の厚みが違うわな〜と遠い目になりました。

そして今も、
新しいものから定番まで、
神戸のお菓子への信頼と期待は揺るぎません。

愛すべきお菓子で構成することもできたのですが、
あまりにも偏りすぎるので、そこは冷静に「神戸といえば」で構成し、
お菓子への愛は、仮装している猫たちの後ろの壁紙にこめました。

カラフルなキャンディの包装紙のイメージ。

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