用尺など
綿100%:110cm幅 x 3.0mくらい
パーツ
ボタン 1.5cm x 1
のびどめテープ、接着芯
使用針 家庭用9号
作ったきっかけ
友人のドイツ土産のソーイング雑誌の実物大パターンを使って作ったもの。
脇に胸ぐせのダーツ、肩ダーツを集めて、さらに切り開いてドレープを作ったデザイン。
当時(2012年ころ)、ドレープの研究をしていたので早速作ってみました。
LEIGHTマークも付いているので、初心者向けだろうと思いきや、一筋縄では行きませんでした。
Burda Style
https://www.burdastyle.com/
公式サイト。
日本語(自動翻訳)で表示されます。
パターンのpdfデータが購入でき、サブスクリプションもあります。
パターンの種類が豊富で、かつ説明が詳しいので見るだけでも楽しい。
この雑誌を土産でもらったのは2012年頃で、当時はパターンデータもサブスクもなく、
アジア圏への通販も対応していませんでした。
便利な世の中になりました。
この服のツボ
グレーディング
パターンが掲載されているソーイング雑誌は、必ず採用したサイズが掲載されています。
burda styleも各サイズが掲載されているので確認してみると、身長が168cmが基準となっています。
日本だと160cmが基準になっていることが多く、私も160cmです。
身長が8cm差となると、背丈、肩幅、ウエストとバストの位置などのバランスが異なるので、
そのまま各サイズを増減すれば済む問題ではないことが多いです。
まして、今回は勝手がよくわからない海外の雑誌なので、本番前にシーチングで確認することにしました。
サイズそのままでシーチングで組んでボディに着せてみると、よく分かりません。
よく分からないので着てみましたが、やっぱりよく分かりません。
よく分からない、というのはとても危険な感想で、良くないよりもタチが悪い。
違和感の正体が分からない状態。
この違和感を無視してよく分からないまま仕上げると、経験上、ほぼ100%ゴミ箱行きです。
多分サイズが合っていないので、肩を基準に少しずつ全体的に摘んで補正しました。
日本のMサイズに該当する38インチのパターンを使いましたが、二回りくらい小さくなりました。
補正後、再びシーチングでトワルを組んで試着すると、なかなかよろしい。
細かい微調整はあれど、”よく分からない”は解消したので、
やっぱり全体のサイズが合っていなかったようです。
「よく分からない」という反応が出た時は要注意。
これは絵や音楽にも言えることで、わりと第一印象は正しい。
海外のソーイング雑誌
わりと難易度の高いデザインが多い印象。
製図の工程が見えないというか、遊んだデザインが多い。
あきらかに着にくい服、
家庭用のミシンでは縫えないであろうとおぼしき素材の服、
工程がややこしい服、
たくさんの布を必要とするカッティングの服、
などなど。
作りやすい、というのは後回しで、あくまでデザインありき。
デザインに合わせた作り方をするといった印象です。
裏面の始末も大胆なものが多く、
「裏だから粗くてOK。見えないし」という精神がチラホラ垣間見られます。
日本のソーイング雑誌や本だと、裏面の処理は合理的かつ綺麗なものが多いので、
それに慣れてしまっている身としては少々不安になってしまいます。
が、
私含めて日本のソーイング界隈は
縫い方・仕立て方ありきのデザインに偏ってしまう傾向がある気がするので、
非常に勉強になりました。
とても刺激になったので、
友人がドイツに旅行に行くたびに買ってきてもらっていました。
Burda Style
https://www.burdastyle.com/
公式サイト。
日本語(自動翻訳)で表示されます。
パターンのpdfデータが購入でき、サブスクリプションもあります。
パターンの種類が豊富で、かつ説明が詳しいので見るだけでも楽しい。
この雑誌を土産でもらったのは2012年頃で、当時はパターンデータもサブスクもなく、
アジア圏への通販も対応していませんでした。
便利な世の中になりました。
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