Vol.15 紳士スタンドカラーシャツ3号

ドレスメーキング

用尺など

綿100%:110cm幅 x 2.0m

パーツ
ボタン 1.1cm x 11
のびどめテープ、接着芯

使用針 家庭用14号

作ったきっかけ

父から長袖のスタンドカラーのシャツを頼まれており、
それ用の紺色の綿コーデュロイも購入してありました。

自分用以外の服、まして紳士ものなので、
着心地がどうか不安だったため、
微妙に製図の異なるパターンでシャツを2種類作り、
どちらが着心地が良いか選んでもらいました。

結果、1号のシャツで作りました。

1号は2号に比べ、若干サイズにゆとりがあります。
衿ぐり、胸囲、肩幅が数ミリ大きい。
数ミリでも着心地や見た目が大きく異なるので、あなどれません。

この服のツボ

ミシントラブル

当時、使っていたミシンは社会人になってから3代目。
知人からもらいました。

あまり使っていなかったようで、新しくはないけれど、そこまで古くもなく。
アックスヤマザキの山﨑範夫ミシン。
通称のりお。

コンパクトでそこそこ安定感もあって重宝していました。
が、紳士物のシャツ二枚がこたえたのか、縫い目が頻繁に飛ぶようになりました。

急遽、ご隠居様を招集。

仕事仲間の実家にあった古いミシン。
もともと足踏みミシンだったものを、モーターをつけて電動にしたもの。
昭和20〜30年代頃のものだと思います。

整備済みなのでもちろん動きますが、
ボディのカーブが美しくて、インテリアとして飾ってありました。

直線縫いしかできないシンプルな機構だからか、安定感があります。
スピードものりおより出ますし、何より厚地に強い。

今でもパーツが売られていて、適切に手入れをすればまだまだ動くとのことで、
古い機械なのに感動してしまいました。

のりおはメンテナンスに出しましたが、家庭用なのでそろそろ限界かもしれません。
ご隠居様に無理をさせるわけにもいかず、急遽、ミシン問題が浮上したのでした。

ジグザガー

ご隠居様のボディについていた道具箱のような引き出しの中に入っていたアタッチメント。
ジグザグ縫いができるアタッチメントらしいのですが、
新品同様で使った痕跡がありません。
説明書を読んでも、いまいち機能が理解できません。

どう考えてもミシンに負荷がかかりそうで、
壊れたら困るのでそっと箱にしまって戻しました。

これを使いこなせた人は果たしているのでしょうか。

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