絵の解説
明るい黄緑色の若葉、
常緑樹の濃い緑、
大阪城の緑青色の屋根、
五月の青空が映るお堀の水面、
満開の桜の次は新緑の季節、
青と緑の世界。
アイスキャンデーもゆっくり食べられるほどの心地よい暑さ。
梅雨の前の、束の間の爽やかな季節。
萌ゆる緑とアイスキャンデー
新緑の次は梅雨、そして夏になるわけですが、
ここ最近、夏の暑さが厳しい。
そうでなくても大阪の夏は昔からじっとり暑い。
京都に住んでいた頃、大阪へはライブを観に(聴きに)よく行ってました。
クアトロ、難波ベアーズ、ファンダンゴ、あとベイサイドジェニーなど。
クアトロは心斎橋に、ファンダンゴはまだ十三にあった頃。
こう並べてみるとライブハウスの中も暑苦しさを感じます。
思い出してしまったので書きましたが新緑の季節に戻します。
ほんの束の間の、湿気の少ない爽やかな季節。
太陽の光も桜が満開の頃よりも強くなって、
木々の陰影が濃くなり、若葉の瑞々しさがより目立ちます。
緑が美しいと感じる季節です。
気温が高くなると食べたくなるのが冷たいおやつ。
大阪名物の、
棒が斜めに刺さっているのが特徴の昔ながらのアイスキャンデー。
途中でポロっと落とす心配がありません。
ポタポタも手につきにくいし。
初めて食べたのは大学生の頃、
ちょうどアイスが食べたくなる今頃の季節。
大阪に遊びに行った時に友人がご馳走してくれました。
斜めの棒を持って、これ失敗したやつかなと笑ったら
あえて斜めにしているのだと友人が教えてくれました。
アイスを手に、神妙な面持ちで大阪人の食に対するこだわりを語る友人の姿が面白く、
斜めの棒を見ると彼女がすぐ思い出されます。
暑い夏だとすぐ溶けてしまうので
食べ歩くには梅雨前のこの頃がちょうど適しています。
クアトロとベアーズに行く時によく食べたアイス。
ミルクとパイン味がお気に入りです。
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