COPC33 横浜公園のチューリップ

ご当地シリーズ

絵の解説

横浜スタジアム通称ハマスタがある横浜公園は、
春になると色とりどりのチューリップが一面に咲き誇ります。
16万本あるのだとか。

関内と山下公園と中華街のちょうど中間あたりにある公園。
周りは美味しい食べ物屋がたくさんあります。
観光スポットのど真ん中にある広い公園でちょっと一休み。

花よりシウマイ弁当。

そっけない横浜公園

オフィスや官公庁の真ん中にあるので
のんびり憩う人よりも行き交う人が多い。
公園というより大きな広い通り道で、
役所に行く人、オフィスへ向かう人、駅へ向かう人、
スタジアムでイベントがある時はそこへ向かう人、
あらゆる方角から人々が歩いて来ます。
観光地というより通り抜けによく使われる地元の公園といった感があります。

チューリップが満開になると、人の流れが少しゆっくりになります。
チューリップを眺める人と、それにつられて足を止める人、
チューリップを眺める人に進路を阻まれてしまう人。

一ヶ月くらい咲いていますが、一気に花が落ちるのか、
あの色とりどりのチューリップはどこへ、
というくらい一気に消えてしまいます。

チューリップの名残もかけらもなく、せわしない横浜公園に戻ります。
このそっけない感じが、オフィス街の公園という感じで好きでした。

古い公園なので大きくて立派な木が多く、緑が美しい。
横浜公園の、区役所に近いあたりに小さな日本庭園があって、
ここは通り道からは外れた脇のコーナーなので人も少なく
お気に入りの散歩コースでした。

チューリップと入れ替わりで池の脇の芍薬が咲き、
池の岩の上では亀が甲羅干しをしていて、
ここだけ時間が止まったような不思議な場所でした。

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