COPC73 浦和の桜

ご当地シリーズ

絵の解説

浦和の桜の名所

玉蔵院のしだれ桜

原画

花見客で賑わうのは調(つき)公園。
家族で、友人で、お花見で賑わいます。

「これはハァ、えらい人出じゃのぅ」
桜に誘われて、中山道を行く旅人がタイムスリップ。

原画(部分)

原画

左側は福岡です

続・メジロ目線

福岡に続き、桜の枝に止まっているメジロ目線の花見の様子。

桜の木とそぞろ歩く人たち、
というテーマで福岡と合体して横長の構図にしました。

絵巻は右から左に時間が流れるお約束があるので、
メジロが浦和から福岡へ移動したのか、はたまた桜前線絵巻か。

福岡は福岡城公園なので、桜を見てそぞろ歩く人々。
浦和は公園なので、シートを広げて宴もたけなわ。
買い物帰りに通り抜ける人もいれば、散歩でフラッと立ち寄る人もいます。

桜の花の満開の様子は、多少の品種の違いはあるにせよ、
全国さほど変わらないことでしょう。
でも、その花の下に集う人々は場所によって変わります。
何かを食べ歩くにしても、その土地の特色が出るでしょうし、
場所によって人々の服装や、佇まいも変わるでしょう。

浦和といえばサッカーの浦和レッズが有名なので

赤いユニフォームを着たファンは描かねばなりません。

たくさんの桜と、
たくさんの花見客。
メジロがつついて落ちた桜の花が、誰かの頭に乗るかもしれません。
桜の花が満開になると、
桜の木の下に必ず人々が集うのは日本の春のお約束。

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