絵の解説
浦和の桜の名所
玉蔵院のしだれ桜
花見客で賑わうのは調(つき)公園。
家族で、友人で、お花見で賑わいます。
「これはハァ、えらい人出じゃのぅ」
桜に誘われて、中山道を行く旅人がタイムスリップ。
左側は福岡です
続・メジロ目線
福岡に続き、桜の枝に止まっているメジロ目線の花見の様子。
桜の木とそぞろ歩く人たち、
というテーマで福岡と合体して横長の構図にしました。
絵巻は右から左に時間が流れるお約束があるので、
メジロが浦和から福岡へ移動したのか、はたまた桜前線絵巻か。
福岡は福岡城公園なので、桜を見てそぞろ歩く人々。
浦和は公園なので、シートを広げて宴もたけなわ。
買い物帰りに通り抜ける人もいれば、散歩でフラッと立ち寄る人もいます。
桜の花の満開の様子は、多少の品種の違いはあるにせよ、
全国さほど変わらないことでしょう。
でも、その花の下に集う人々は場所によって変わります。
何かを食べ歩くにしても、その土地の特色が出るでしょうし、
場所によって人々の服装や、佇まいも変わるでしょう。
浦和といえばサッカーの浦和レッズが有名なので
赤いユニフォームを着たファンは描かねばなりません。
たくさんの桜と、
たくさんの花見客。
メジロがつついて落ちた桜の花が、誰かの頭に乗るかもしれません。
桜の花が満開になると、
桜の木の下に必ず人々が集うのは日本の春のお約束。
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