COPC55 松山(愛媛)

ご当地シリーズ

絵の解説

愛媛といえばアラカルト。

山の上にそびえる松山城。
城まで歩くかリフトかロープウェイか。

道後温泉を浴衣で散策お湯巡り。
マドンナに坊ちゃんに、赤シャツがごきげんよう。

愛媛といえば柑橘が有名ですが、
実はキウイの生産量も日本一。

ゆずがふわっと香る、愛媛銘菓のタルトも美味しいです。

原画

松山城

愛媛といえば道後温泉ですが、その前に松山城。
絵本「江戸日本ねこさがし」で大阪城が昔は黒かったことを知り、
日本の城には白と黒があること、
豊臣秀吉が建てた城は黒、徳川幕府が建てた城は白、と
城好き界隈では常識のこと、遅ればせながら知りました。

城といえば姫路城や名古屋城のような白い城の印象が強かったのですが、
熊本城や松本城など、黒い城は渋くて凛々しい佇まいです。

愛媛の松山城も黒系の城で、しかも江戸時代以前に建造された現存12天守。
天守以外の建造物も多く、山頂から麓まで広い敷地の平山城です。
空撮写真を見ると、まるでジオラマを見ているようです。

その山頂の城へはロープウェイとリフトで行くことができるのですが、
リフトに乗って城に行くというのが面白くて絵にしました。

堅牢でシックな城と、昔ながらのスキー場にありそうな簡単なリフト。
リフトに乗っている猫が描きたくて、このような絵になりました。

足軽たちがリフトに乗って登城する様子を想像したり、
重量制限があるので甲冑は無理だな、とか、想像したり。
もちろん松山城が現役で活躍していた頃はリフトはありませんが。

あれこれ妄想が膨らむと楽しい絵に仕上がります。

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