COPC54 恵比寿(東京)

ご当地シリーズ

絵の解説

恵比寿といえば恵比寿様。
恵比寿駅西口に石像もあります。

恵比寿様といえば釣竿に鯛。

鯛を釣り上げて、
喜びの踊り、
腕に抱えて記念撮影、
そして魚拓。

恵比寿様の釣り日記。

原画

原画

商売繁盛

現在の会社を創業した場所が恵比寿でした。
グラフィック・デザインの会社なので青山とかの方が「それっぽい」と、
当初はスタートアップの会社が多かった南青山あたりにしようかと考えていました。
ビジネス的にはこの「それっぽい」という感じはある意味大事です。
が、結局、主要取引先がある恵比寿に落ち着きました。
打ち合わせに要する時間が節約でき、決め手となりました。
創業時なので「節約」が「それっぽい」に勝ちました。
絵を描く際、題材がなんであれ可能な限り下調べをするのですが、
そもそも「それっぽい」では納得できない性分のようです。

現在の様子は全く分かりませんが当時の恵比寿には、
資料を広げて長時間居座れるお店もあったり、
好みの音楽を聴けるクラブがあったりと創作には程よい刺激がありました。

ご当地シリーズを続けている中で、
個人的に縁がある場所がいくつかあるのですが、
恵比寿の番が来たので創業時を思い出しました。

鯛を抱えためでたい福の神の恵比寿様。
商売繁盛、幸多からんことを願って。

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