COPC20,21 四季ねこねこ(ご当地版)横浜エアキャビン

ご当地シリーズ

絵の解説

原画

手前で騒いでいる猫たちはエアキャビンの中で、その車中からの眺めという設定です。
定員8名です。
乗り物の壁やら柱やら天井は省略。
少々無理のある構図ですが、絵ですからヨシとします。
奥に見えるのは左からランドマークタワー(ティオティワカンのピラミッドを縦長に伸ばしたような形状のビル)、三棟並んでいるのがクイーンズタワー(左端はエアキャビンで隠れています)、観覧車、半円形のインターコンチネンタルホテルです。
観覧車の足元のピンク色の建造物はジェットコースターです。

原画

こちらは下からエアキャビンを見上げる猫たちの図。
なぜバレン模様の衣装なのかはよくわかりません。
イチゴもよくわかりません。
真面目に風景などを描いていると飽きてくるので、おそらくすっとぼけた猫(衣装含む)でバランスを取っているんだろうと思います。

横浜エアキャビン

四季ねこねこ(R)には、「ご当地版」があります。
札幌の雪まつりや岩手のわんこそば、京都の嵐山など自分が描きたいと思う風景と、それとは別に、カードを扱って頂いている売り場に合わせて描くものがあります。
この横浜エアキャビンは、ちょっとした横浜土産になるようなカードが欲しいとのリクエストを頂いたことがきっかけです。

横浜土産に関しては思うところがありました。
元町に住んでいた頃、テニスやクリーニング店や食パンやアイスクリームなど発祥の地とされるものが多くあることに興味が湧き、どうせなら日本の歴史文化の勉強になるものがいいなということで明治〜大正時代の横浜の絵を7枚描きました。
これは自主的に描きたいと思った方です。

元町から移転した後、ロープウェイが横浜にできたニュースを見まして、そういえばそんな計画あったけど本当に作ったのかと驚きました。
子供たちは喜びそうなので、そんな風景で描きました。
意外と好評なようで、これまた驚きですが、観光スポットにあるポストカードというと写真が多く、特に横浜は写真ばかりなのでリクエストがあったのでしょう。

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